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男性が保育士になるには?

ひと昔前までは、保育士という言葉はなく保育園で子供の面倒を見る職業は、常に保母さんと言われる女性が行ってきました。しかし近年では、着実に男性も保育業界に携わるようになってきています。そこでここからは、男性保育士の現状やどのようにして保育士としての道を実現すればいいのか、について解説していきたいと思います。

保育士の現状

一昔前までは、保育士というと保母さんという名前で呼ばれていて、まさに女性だけの職業だと思われていました。しかし近年では、男女雇用機会均等法などの普及により、男性でも積極的に保育の現場へと出られるようになっています。とはいってもその絶対数はまだまだ低く、男性が保育士として本格的に活躍できるのももう少し時間がかかりそうです。それでは、気になる男性が保育士を目指すときに立ちふさがるさまざまな問題点について、考察していきましょう。

年収が低い

男女雇用機会均等法のおかげで、男女の区別なく働ける場所が増えてきたとはいえ、男女双方ともさまざまな問題点が浮き彫りになっています。例えば、給与。現在でも、一部では男性が女性の給与を上回っている職場がみられるときがあります。これは保育士でも同様の傾向にあるようです。女性保育士の年収は314.2万円ですが、男性保育士に関しては350.8万円と男性のほうが高いことがわかります。この男女の差も十分に問題ですが、より深刻なのは年収の低さでしょう。しかも、同じ保育施設で長期間働いたとしても、それほど給与の上昇は望めないというのが、現在の保育園の現状です。

男性保育士の数が少ない

2016年の調査によると、保育現場で活躍している男性保育士の割合は、全体の5~6%に満たないという結果がでています。この数値を見てわかるように、男性保育士の数は極端に少ない傾向にあるのです。しかし、2000年に総務省の国税調査で得られたデータでは、男性保育士は全体の1.3%に過ぎませんでした。そして10年後の2010年には、その割合は2.8%で2倍に増えているのです。それから6年あまりで5~6%ですから、着実に増えていることがわかります。

今後も男性保育士は増えていく!

保育業界全体でも、男性保育士のニーズは日に日に高まっていることがわかります。その理由として、以前までは女性の現場となっていた保育園ですが、近年になり増加する幼児を狙った犯罪などの増加傾向を受けて、女性だけでは子どもを守り切ることはむずかしくなってきました。そこに男性保育士が常駐していることで、園内も心理的な安心感を得ることができるようになったのです。また、基本的に保育業務は身体を動かす力仕事もたくさんあります。そして、シングルマザーが増加していることもあり、父性に触れることのない子どもに父親やお兄さんとしての役割を期待する保護者も少なくありません。

給与や男性の普及率など、まだまだ解決しなければならない問題はありますが、男性保育士を目指すことの意義は必ずあります。あきらめずに、がんばって夢を追いかけてみてください。

保護者からの声

男性保育士に対する保護者からの声としては、特に母親から「性的な加害をするのでは?」という不安が挙がることもあるようです。近年、ニュースで女子の児童や幼児に対する性的犯罪のニュースも見られますが、万が一そのようなことがあった…と不安になる保護者も少なくありません。しかし、その一方で、男性の保護者からは「良き相談相手」として見られることも多くなっています。男性保護者としては、女性保育士に育児の悩みを相談することは難しいですから、男性保育士がいると安心するという声も上がっています。この点で男性保育士は有利ですし、誠実な対応を続けていれば、女性保護者からの信頼を勝ち取ることもできるでしょう。

現場で働く男性保育士の口コミ

力仕事なので体力的に厳しいです

女性が多い職場なので、力仕事は必ず男性保育士の仕事になります。私はあまり体力があるほうではないのですが、男性というだけで力仕事を任せられたり、男性でしかできない保育法を期待されたりするので、体力的にはかなりキツイ仕事だと思います。周りが女性ばかりなので仕方ない部分はありますが、女性にも向き不向きがあるように、男性でも男性らしいことが得意ではない人もいます。その点、「男性保育士だから」という風に、少し偏見があるかなとは感じます。

男性であるからこそのやりがいもある

私の働いている園では男性保育士が一人しかいないので、肩身の狭さを感じることは多々あります。ですが、男性だから更衣室も私一人で使うことができて、仕事が終わった後の人間関係に気を遣うこともなくて楽ですね。それに、子供を迎えに来ているお父さん方からは評価していただいているようで、いろいろな相談を持ち掛けられることもあります。男の子たちも、サッカーなどで遊んでくれる「お兄さん的存在」として喜ばれているみたいですし、男性だからこそのやりがいを感じることは多々あります。男の子の遊びは、女性保育士では相手ができないこともありますから。

男性保育士が現場に求められている事情

男性保育士からの口コミでもご紹介したように、男性保育士には男性保育士にしかできない仕事があります。特に、男児の世話で男性保育士の本領が発揮されるでしょう。体力が必要となる男児の遊び相手として重宝されることはもちろんですが、男性保育士であれば、男児のトイレについて行って世話をすることも可能です。また、女児にとっても「お兄さん」「お父さん」のような役割となるため、女性保育士では得られない男性らしい頼りがいを感じるでしょう。さらに、男性保育士の存在は園にとっても大切なもので、力仕事や汚れ仕事を頼める存在であると共に、防犯やクレーマー対策の面で考えても、男性がいるということは心強いものです。

男性保育士のメリット・デメリット

メリット

  • 男児から親しまれる
  • 男性保護者の相談相手になれる
  • 体操が得意な男性保育士は重宝される

男性保育士のメリットと言えば、女性が多い職場であるからこそ、男児や男性保護者の気持ちを理解できる存在になれるということでしょう。特に、保育園に居心地の悪さを感じている男性保護者にとっては、唯一心を許せる相手として認識され、それがやりがいに繋がる可能性があります。また、体操が得意な男性保育士は、保育園からとても重宝される場合があるようです。

デメリット

  • 同年代よりも年収が低い
  • 男性だからこその偏見を受けることがある
  • 女性保育士に気を遣う

先にご紹介していますが、男性保育士の年収は女性保育士とほとんど変わらず、男性としては低めです。そのため、独立して家族を養っていこうとするには、少し心もとない可能性もあります。加えて、女性保護者からの性的犯罪の偏見や、女性保育士からの「男性だから」という偏見に悩まされる方も少なくありません。最後に、女性ばかりの環境で気を遣うという声も上がっています。

資格の他に求められるスキル

男性保育士は数が少ないだけに、保育園によっては、雇用を控えたがるケースも見られるようです。つまり、男性保育士が保育士として働いていくためには、保育士以外の資格やスキルを持っていることが重要と言えます。例えば、運動が得意な男性であれば、「幼児体育指導者」「ジュニアスポーツ指導員」などの資格を取得しておくと良いでしょう。この2つの資格は、子供たちが楽しく安全に運動ができるように、適切な指導が行えることを示せます。このような資格があれば、保育園から見ても採用する価値のある人材になることができます。また、バスの運転ができるように二種免許を取得する、ギターやピアノなど様々な楽器が弾けるなど、特別なスキルを持っていることも強みとなるでしょう。

男性保育士は職場でもてる?

結論から言えば、「男性保育士はモテる」ことがとても多いようです。保育士も保護者も、ほとんどが女性ばかりの環境ですから、唯一の男性として人気が高まることは少なくありません。男性保育士は、女性保護者、女性保育士どちらからもモテるようなので、女性ばかりの環境で阻害されるという心配はないでしょう。男性保育士がモテる理由として、「保育士らしい優しさ」「保育士らしい可愛らしさ」「男性らしい男らしさ」の3点が挙げられます。他の職場ではモテるタイプではない男性でも、優しくおっとりとした雰囲気を持っていれば、かなりモテるということもあるようです。そのため、女性保育士との職場結婚や、シングルマザーとの恋愛などの機会がある可能性も考えられます。

男性保育士のなり方

男性が保育士になるにあたって、特別な試験や特例などはありません。一般的な女性と同様の方法で、資格を取得して、保育園に就職することになります。念のために、資格の取得から就職までの流れをおさらいしてみましょう。

まず、以下の2つの方法で国家試験をクリアして資格を取得します。

  1. 厚生労働省が定めている保育士養成施設(大学、短期大学、専門学校)で、定められた科目に対する単位を修得。その後、卒業と同時に資格を取得する。
  2. 年に2回実施されている保育士資格試験を受験して、筆記試験と実技試験で合格点を取り、資格を取得する。

保育士試験について

保育士資格試験の筆記と実技試験の科目は以下のようになっています。

筆記試験

  • 保育原理
  • 教育原理および社会的養護
  • 児童家庭福祉
  • 社会福祉
  • 保育の心理学
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保育実習理論

実技試験

  • 音楽
  • 絵画制作
  • 言語(素話)

筆記試験の科目はマークシート形式で実施されて、各科目は100点満点。すべての科目で60点以上を取ると合格になります。筆記試験に合格すると実技に進み「音楽」「絵画制作」「言語(素話)」の3分野のなかから2つを選択します。ちなみに、音楽は「弾き歌い」となっており、課題曲を伴奏しながら歌います。絵画制作は色鉛筆を使って、保育園で活動するときの場面を絵に描いていきます。言語(素話)は、園児向けのお話を3分以内に話していきます。実技に関しては、1分野ごとに50点満点中30点以上を獲得すれば合格となります。得点は、合格通知書に記載されていますが、具体的にどのようなポイントで得点が加算されて、何が間違っていて減点されているかは知ることはできません。

科目免除制度とは?

保育士試験の筆記試験では、すべての科目で60点以上を取らなければ合格と認められませんが、必ずしも1回の受験で合格しなければならないというものでもありません。例えば、今回は8科目中6科目しか合格点を取れなかったという場合には、受験から3年以内に残りの2科目を合格すれば、筆記試験の全科目をクリアしたとみなされるのです。その後、実技試験へと進むことができます。

どうしても3年以内に、まだ合格していない科目を受験できないという場合、対象の施設にて、一定の勤務時間・期間に従事していれば、最長で5年間の延長が認められる場合があります。対象施設の一部は以下のとおりです。

児童福祉施設

助産施設、乳児施設、母子生活支援施設、保育所(保育所型認定こども園を含む)、幼保連携型認定こども園、児童厚生施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童発達支援センター、児童心理治療施設、児童自立支援施設、児童家庭支援センター

これ以外にも認定こども園、幼稚園など、さまざまな施設が該当しますので、全国保育士養成協議会などで、くわしく確認してみるといいでしょう。

保育士試験を受けるときに注意しておくこと

それでは、保育士試験を受験するときには、他にどのような点に注意しておけばいいのでしょうか?簡単にまとめてみましたので、ぜひ、参考にしてみてください。

1日にすべてを受験する必要はない

前述のとおり、保育士試験は3年以内に筆記試験8科目、実技試験2科目で合格すれば取得できます。試験自体は年に2回行われます。例えば、1回目で3科目、2回目で3科目、翌年に2科目、そして実技試験というように、受験したい科目だけを分割して受けることも可能です。また、分割して受験する場合には、該当科目の試験時間に来て、受験する予定がない科目の時間に帰宅することもできます。

試験場所は常に同じ場所である必要はない

保育士試験の受験会場は、原則として各都道県に1会場以上設置されています。そのため、また、場所ごとに実施される試験内容も変わらないため、今年は東京都、次回は神奈川県といった異なる場所で受験することも可能です。ただし、実技試験のみは、筆記試験と同じ都道府県でなければ受験できないので、注意してください。

試験に合格したらやっておくこと

無事に筆記や実技試験に合格したとしても、そのまま保育士として働けるわけではありません。合格したら、まず「保育士登録事務処理センター」にて登録申請を行わなければならないのです。登録手続きは登録処理センターのHPから行えます。必要項目に記入して、後日に発行送付されてくる「保育士証」を手にすることができれば、はじめて保育士として施設で勤務することができます。仮に、この登録申請は早めにやっておくにこしたことはありませんが、必ずしも合格直後にやっておかなければならないものでもありません。仮に、登録申請を忘れていたとしても、それで登録ができなくなる、といったことにはならないので安心してください。

保育士資格は国家資格です。そのため、手続きなどで複雑だ、と感じる方もいらっしゃるでしょう。細微なことまで把握しておく必要はありませんが、大まかな流れにかんしては覚えておくようにするといいでしょう。

おすすめは通信講座

このように、年々男性保育士へのニーズは高まっていますが、それではこれから保育士を目指そうと考えている方は、保育士試験のために一体どのような勉強をしていけばいいのでしょうか?

一番のオススメは通信制講座を活用することです。メリットとしては、勉強の時間を自分のペースで、自宅でもどこでも場所を問わずに、行うことができるということ。現在社会人をしている方であれば、仕事終わりや休み時間、そして休日など、自分でスケジュールを考え、自分のライフスタイルに合わせた勉強を実施することが可能です。また、学校などに通うよりも、格段に使用を安く抑えることができます。

ただし、通信講座で勉強を進めるには一つ注意点があります。くれぐれも無理のスケジュールの下での勉強は行わないこと。最初のうちはモチベーションも高く「これならいける!」と思ってしまいがちですが、受験勉強は、リタイアせずにとにかく続けることが、合格への最短の近道です。そのため途中でスケジュールが狂ったり、何らかの理由でモチベーションが上がらず、予定していた。勉強を先延ばしにしたりすると、そこから再びモチベーションを上げるのは非常に困難なものとなってきます。

自分のライフスタイルに合わせたスケジュールをしっかりと立てて、夢の男性保育士への道を諦めずに実現してください。

育士資格取得におすすめの通信講座

保育士の資格を取得するためには様々な方法がありますが、その中でも高い人気を誇るのが通信講座です。こちらのページでは、保育士資格講座に定評がある通信講座の中から5つをピックアップして、受講費用や教材の内容、学習期間、サポート体制についてまとめています。また、それぞれの講座を受講して、実際に保育士資格を取得した方からの口コミ評価も掲載しているので、通信講座選びの参考にしてください。

通信講座を選ぶためには、受講料、教材の内容、サポートの3つがポイントとなります。ご自身の現状とこれらのポイントを照らし合わせて、最適な通信講座を選びましょう。

保育士資格取得におすすめの通信講座について詳しく見る>>>

保育士になるための勉強法

保育士として働くためには、国家資格である保育士資格を取得しなければなりません。そのためには、厚生労働省認定の施設で保育士養成課程を修了するか、保育士試験に合格するかのどちらかが必要です。

保育士養成課程を修了するためには、大学や専門学校に通う必要があり、保育士試験を受験するためには一定の条件をクリアした後、受験のための知識をつけて受験に挑みます。このように、保育士資格を得るための学習方法は様々ですが、費用やご自身の状況、メリット・デメリットも含めて、選択する必要があるでしょう。

こちらのページでは、全部で6種類の学習方法をご紹介して、それぞれの特徴について解説しています。

保育士になるための勉強法について詳しく見る>>>

保育士の資格取得の方法

こちらのページでは、保育士資格取得のための学習法や必要な知識、保育士としての働き方、保育士資格以外の役立つスキルなど、保育士を目指すに当たって役に立つ情報を幅広くご紹介しています。

保育士の資格を取得するためには、大学や専門学校に通学する、通信講座で学習する、eラーニングを利用する、独学で学習するなど、様々な方法が存在します。

これらの中でも、社会人の方に特に人気の通信講座について、特徴や選び方なども解説。また、資格を取得してから実際に保育士として活躍する方法、転職先の情報なども掲載しています。保育士資格取得を目指している方はぜひ参考にしてください。

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